「とくダネ!」は、各スポーツ紙はアイドルグループ「NEWS」の手越祐也(32)がジャニーズ事務所を退社する意向を固めたと報じていると取り上げた。手越は新型コロナウイルス緊急事態宣言中に、複数の女性を呼んでパーティーを開いたとして処分された直後、女性の接待を伴う店での飲食をしたとして、同事務所から芸能活動自粛を言い渡された。
スポーツニッポンは「手越、逆切れ退所」という大きな見出しで、<退所決断の背景にあるのは処分への不満だ。とくに「トニトニ」(新型コロナウイルス感染拡大防止を呼び掛ける期間限定ユニット)のプロデューサーを務める滝沢秀明副社長(38)に強く反発しており、「自分をトニトニのメンバーから外す処分を主導したのは滝沢さんだ」と思い込んでいる>などと報じた。
日本テレビは「世界の果てまでイッテQ!」のレギュラー出演については見合わせることを決めた。
「チャラさ」が人気だったが、このご時世では許されず
チャラさが人気だった手越だが、テレビプロデューサーのデーブ・スペクターは「今までのトラブルがいろいろ溜まって、(ジャニーズ事務所)はここまでの処分を決めたのだと思います。手越さんが面白いからこそレギュラー番組もあったわけですが、プライベートも派手で、ガイドラインが見えなくなってしまったのでしょう」と話す。
古市憲寿(社会学者)「これまでも未成年との飲酒バスツアーなど、いろいろなことが報道されていましたが、今回は法律をおかしたわけではないですし、みんなが真面目な顔をして議論すべきことなのか疑問に思います。同じ時期に起こったことでは、黒川(弘務)前検事長の事件の方がはるかにヤバいと思います」
司会の小倉智昭「いま、みんなが我慢して我慢している中で、目立ったことをすると、とくに著名人は目につきやすいですよね」
下重暁子(作家・NHK元アナウンサー)「ですから、その自覚がなければならないんですよ。自分が特別な人だと思っていることに問題があります。もっと社会に目を向けて、厳しい中でやっと暮らしている人がいっぱいいることを知ってほしいです」