「斎藤義龍、信長が生涯勝てなかった猛将なのにナレ死とは...」
一方、斎藤義龍のナレ死が残念だという声が多かった。
「伊藤義龍、今までで一番良かったのに。これで最後か? 彼にとって光秀は、生涯でただひとりの友であり、心許せる唯一の人間だったのでしょう。体の変調を感じていたのか、それ故、見えた景色があったのか」
「前半戦で光秀と義龍の溝が深まっていくところが面白かったのに、ナレ死にはホントガッカリした。史実の義龍はこのあともう一回大きな働きをする。桶狭間に勝って調子に乗った信長を合戦で破っている。美濃が信長の手に墜ちたのは、義龍が若死にしたことが大きい。裏を返せば、世代を越えて事業を継承させることこそが戦国生き残りの秘訣だと言える。斎藤氏は道三~義龍~龍興と事業継承に失敗した大名であり、麒麟を呼ぶ名君を語るうえで良い反面教師だった」