35日間感染者ゼロだった中国武漢で再び集団感染!やはり第2波は必ず起こるのか?

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   新型コロナの震源地とされながら、4月4日(2020年)に新規感染者がゼロとなり、4月8日には2か月半に及ぶロックダウンが解除された中国武漢市。しかし、35日間感染者ゼロが続いていた武漢市で新たな感染者が報告されている。

   2月以降、自分の住む団地の敷地から出ていなかった89歳男性が、5月6日に体調を崩してPCR検査を受けたところ、9日に陽性が判明。さらに妻を含む濃厚接触者5名から陽性反応が出たが、その全員が無症状感染者だった。現在、武漢市内では25名の感染が確認されている。

専門家「ワクチンができるまで決してゼロにはならない」

   感染源はいったいどこなのか。男性は3月17日に発熱、寒気、薬の服用で10日後に回復していることから、長期にわたって感染が続いていた可能性が考えられるか、無症状の感染者からうつされた可能性も指摘されている。武漢市では、感染者の居住区入り口を封鎖したうえで、1100万人の全市民にPCR検査を実施する予定だ。

   キャスターの立川志らく「第2波は必ず起こる。ワクチンが開発されるまで油断してはいけない」

   小林寅喆(いんてつ)教授(東邦大学)「35日間感染者ゼロというのは、表に出ている分がゼロというだけで、なんらかの形で感染者がいてもおかしくない。ワクチンが開発されて制圧されるか、皆さんが免疫を持つまでは決してゼロにはならない。1100万人のPCR検査だが、やみくもに検査しても医療資源を無駄に使うだけ」

   木嶋真優(ヴァイオリニスト)「一般の方が抗体検査を受ける意味はどうでしょうか?」

   小林寅喆教授「抗体検査は、どのくらいの方がかかったか把握できるので、全体像が明らかになってくる」

文・みっちゃん

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