朝ドラ「エール」ついに早稲田応援歌「紺碧の空」の作曲秘話が登場!「早慶戦が懐かしい」「泣きながら見ています」と盛り上がるOBたち

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「学徒出陣の先頭が東京六大学だったことを忘れないで」

   また、こんなウンチクを披露する人もいる。

   「当時、野球といえば早慶戦がその代名詞であったようですね。北杜夫の『楡家の人々』でも、早慶に全然関係ない主人公周二が早稲田ファン、その姉藍子が慶応のファンで、ラジオ実況のときに二人が張り合う記述があります。架空の早慶戦の実況レコードもあったようですし、周二は、7、8、9番に、主力の高須、永田、呉を置いて敵に油断させるシミュレーションゲームをするくらいのめりこんでいました。それくらい早慶戦は、早慶を超えた社会現象だったようなので、早稲田ばっかり、慶応ばっかりとか、目くじらを立てず、おおらかな気持ちで楽しめばいいのかなと思います」

   最後にこんな指摘をする人もいた。

   「ドラマを見てわかるように、日本の大学で一番愛校心が強いのは東京六大学。そして、ドラマでも描かれるであろう戦争。その学徒出陣で先頭を切らされたのも東京六大学。国家から愛校心、愛国心、連帯意識をうまく利用されたのではないか? あの応援団員のような純朴な青年が戦争に駆り立てられていく状況は、間違いなくあった。さらに裕一は、ハーメルンの笛吹き男の如く、若者を扇動する曲を作らされている。それを考えると、このドラマ、単純に楽しんでばかりいられなくなった」(テレビウォッチ編集部)

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