「長谷川光秀さん、もっと自己アピールして存在感を出して」
一方、主人公の明智光秀だが、相変わらず存在感が薄いという声が。
「なぜ、朝倉殿に自己アピールしない? 戦国武将でしょう! 今は明智家の主、自分一人で生きている十兵衛じゃない!『朝倉殿のために全力で働きます。だから、それなりの待遇を!』くらい言えないのか? 光安叔父なら、そうしていた。西村さんが槍をふるい、炎の中で腹を切るシーンを見たかった」
「信長が信勝を討つくだりはさすがに迫力があって見入った。道三が息子に討たれるシーンもそうだった。一方、光秀一行の話になるととたんに話がつまらなくなる。今回も戦が好きじゃないとかばかり愚痴っていて平凡で弱々しいキャラクターに思えた。これでは『麒麟がくる』意味も矮小化されかねない」
「明智家は今が沈みの時なのですね。石川さゆりさんの言葉に胸が熱くなった。落ちたときに、どう生きるかで値打ちが決まる。ここからどう明智家が復活していくのか楽しみです。光秀が去った後、義景が拭き掃除を念入りにさせるシーンがありました。『もっと、えぐるように拭こう』は笑っちゃいました。ここに、彼の本音が透けて見えました。光秀はお金を拒否して正解だったかもしれませんね」(テレビウォッチ編集部)