緊急事態緩和の仙台!メイドカフェも再開したけど...「馴染みでないお客さんは不安」と離れたままおしゃべり

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   特定警戒の13都道府県を除く各県は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の緩和に動き出した。きのう7日(2020年5月)から20県、10日からを検討するのが9県だ。「とくダネ!」は9日間連続で新規感染者ゼロの宮城県から仙台市の様子をリポートした。

   宮城は約3万の事業者への営業自粛要請を解除した。店舗や会社再開は再開し、人は戻ってきたが、みなマスク姿で、互いの距離も離れている。レストランにはテーブルを隔てる透明シートが下がっており、入店時には手を消毒、客も2人一緒にはしない。メイドカフェもメイドさんは離れたまま。「馴染みでない客がいると、不安になります」という。釣り堀も再開していた。

   パチンコ店も開いた。店員はマスクと手袋姿で客を検温、手を消毒させ、マスクと使い捨て手袋を配っている。パチンコ台も1台おきにしか動いておらず、隣と密接にならない。さらに仕切りもできた。客が席を立つと、徹底消毒だ。カラオケ、キャバクラも開いたが、「従業員も客もこない」という店もあった。

宇都宮のギョーザ店はアクリル板でテーブルごとに仕切り

   宮城以外でも、福井では7つの市と町で1か月遅れの入学式。青森でも学校が再開した。群馬・伊香保では旅館がオープンしたが、客の戻りはこれからだという。栃木・宇都宮名物のギョーザ店もオープンしたが、客席は半分に減らし、テーブルが壁を向いたり、アクリル板があったりする。

   昭和大医学部の二木芳人・客員教授は「各地の緩和ぶりは感染者数によるのだろうが、(大幅な)宮城にはびっくりしました。再び起るのを察知するシステムが欲しいですね」という。

   伊藤利尋キャスター「飲食店では、対面ではなく横に並ぶ、大皿は避ける、出前の利用などを進めているようです」

   司会の小倉智昭「仙台の繁華街が新たな感染者を生まなかったら、これからの日本の参考になりますね」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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