大型連休中は休止だったNHKの朝の情報バラエティー「あさイチ」(月~金あさ8時15分)は、きょう7日(2020年5月)から再開し、近江友里恵キャスターは冒頭の朝ドラうけでこう嘆いた。「あさイチが連休でお休みしている間に、なかなか結婚までいかないですね」
直前の番組の連続テレビ小説「エール」(総合・月~土あさ8時)で、主人公の古山裕一(窪田正孝)は音楽を取るか、恋人の関内音(二階堂ふみ)を取るか悩み、結局、イギリスへの音楽留学を選んで、音に別れの手紙を書いた。ところが、世界不況でイギリス留学の話は立ち消えになってしまう。すべてを失った裕一は将来に絶望し、力づけようと東京から飛んできた音にも、「僕はひどい男だ。ほっといてください」と自分を責めるばかりだった。
ヒロイン・関内音をその気にさせておいて結婚を逡巡
音はそんな裕一の背中に「何とかするから、待っとって」と叫び、裕一を専属作曲家として契約してもらおうと、東京でレコード会社に必死に売り込む...というのが、けさまでの話だった。けなげな音に対して、いじいじしている裕一に、「あさイチ」の博多華丸キャスターが「煮えきらん男ですたい!」と怒った。
相方の博多大吉は「気持ちはわかる。複雑なんだろうなと」とフォローするが、華丸は「いやいや、(裕一と音の)どっちの気持ちがわかると? こげん背中を押してもらって、あと何が不足なんですか、裕一さん! あんたなんですから、その気にさせたの。音ちゃんを」と収まらない。大吉は「まあまあ、落ち着いて」
しかし、あす8日の「エール」で裕一は、福島の富豪の叔父の養子になることに嫌気がさし、東京で音と暮らすことを選ぶ。ようやく結婚だ。(テレビウォッチ編集部)