笠井信輔アナ退院!4か月半ぶりの自宅だけど自室隔離――がんの次は新型コロナとの闘い

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   悪性リンパ腫の治療で12月(2019年)から入院していた笠井信輔アナウンサーは、きのう30日(2020年4月)に退院した。フジテレビの局アナとして長年担当していた「とくダネ!」は、「朗報です」と伝えた。病院を出るとき、結婚指輪をはめ直し、「ちょっときつい。むくんでるのかな」という。血色は悪くないが、マスクは2枚かける。

   放射線治療で毛髪はなくなっているので、中折れ帽だ。さすがに体力が落ちている。車に乗り込むだけで、ちょっと息が切れるようだ。「おかえり」。自宅に着いて家族の出迎えを受けると、「ただいま」と、これも息が上がる。息子たちとも握手はせず、手を振った。息子は「お疲れ様でした。触れないけど」という。「そうそう、ソーシャル・ディスタンス」。免疫力が低下しているので、新型コロナウイルスに感染したら、ひとたまりもない。

「4か月半ぶりの鶏のから揚げとケーキ。めちゃめちゃうまい」

   家でも自室隔離だ。息子が「ご飯」を運んできても、「ドアの外に置いといて。父さんすぐ下げるから。そうしないと意味がない」。カメラに向かって、「本当は家族の団欒が......。今とても免疫力が下がっている。抗がん剤治療を受けたばっかりなので」

   食事も1人。これは自撮りカメラの映像だ。「鶏の唐揚げ。めちゃめちゃうまいわって、お母さんに言っておいて」。食後にはケーキが届いた。嬉しそうに、「4か月半ぶりのケーキです。うまい」

   家族とのコミュニケーションはスマホだ。風呂へ入っている姿も、自撮りで見せる。伊藤利尋キャスターは「がんとの戦いにはある程度勝利した笠井さんですが、これからはコロナとの戦いになります」

   司会の小倉智昭「免疫力落ちてるから、コロナもらっちゃったら大変。頑張ってもらおう」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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