<サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2/第4話「完全無欠のアイドル」>(BSテレ東5月2日土曜放送)
アイドルグループのセンターが殺された!一瞬の表情の変化でウソを見抜く取り調べのプロはライバルの動揺に気付いた

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   警視庁捜査一課巡査部長の楯岡絵麻(栗山千明)は、行動心理学で被疑者の嘘を見抜き、全面自供させる取り調べのベテランだ。人が嘘をついたときに5分の1秒だけ見せる微細な表情の変化「マイクロジェスチャー」や、腕をさするなどの「なだめ行動」などに着目し、深層に潜む心の闇も暴いていく。

   地下アイドルグループのメンバーで、殺害予告が届くほどの人気の月影久美子が殺害され、熱狂的ファンだが、コンサート会場への出入りを禁止されている吉村勝也が容疑者として逮捕された。

  • 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(テレビ東京の番組ホームページより)
    「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(テレビ東京の番組ホームページより)
  • 「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(テレビ東京の番組ホームページより)

「アイドルには絶対に守らなければならないルールがあるんです!」

   楯岡は他のメンバーからも事情を聞いているうち、星野舞のマイクロジェスチャーに気づいた。舞は3歳から芸能活動を始め、人生のすべてをアイドル活動に捧げてきた『神対応のアイドル』」で、久美子とセンター争いをしていた。

   はじめは事情聴取にもそつなく対応していた舞だったが、あるときから血相を変えて「私たちはアイドルなんですよ。アイドルには絶対に守らなければならないルールがあるんです!」と食ってかかるようになった。行動心理学のプロの楯岡にも、この急変の意味が分からない。取り調べを進めるうちに、メンバーそれぞれのアイドル観やプロ意識の違いによる確執や葛藤が浮き彫りになる。

   原作は「このミステリーがすごい!大賞」優秀賞を受賞してミステリー作家デビューを飾った佐藤青南の同名小説シリーズ。事件解明のヒントはドラマの中にすべて提示されるため、一緒に謎解きを楽しむことができる。地上波のテレビ東京系で金曜よる8時からSeason1が再放送されているので、そちらもどうぞ。(よる9時放送)

   寒山

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