古山裕一(窪田正孝)と関内音(二階堂ふみ)の結婚は、父・古山三郎(唐沢寿明)と音の母・関内光子(薬師丸ひろ子)と4人の話し合いで思わぬ方向で決着がついた。
三郎は福島の家族や裕一の伯父である権藤茂兵衛(風間杜夫)の説得は自分に任せておけと言って、福島に帰っていった。
豊橋に残った裕一と音は豊橋のホールで行う予定の演奏会に向けて準備を進めた。音は亡き父を題材に作詞をして曲ができたら演奏会で歌うつもりだ。ところが歌の詞を書けない音は、妹の関内梅(森七菜)に詞を作るように頼んだ。
一方、裕一はミュージックティーチャーの御手洗清太郎(古川雄大)のもとで作曲をしている。
裕一は明るい御手洗にそんな過去があると知り驚く
裕一「あ、あの、どして先生って呼ばれるのが嫌なんですか?」
御手洗「昔、先生に男なら男らしくしろって殴られてね。泥水を飲まされるようなこともあったわ。これで治るってね」
明るい御手洗にそんな過去があると知って驚く裕一。
御手洗「先生って言葉は、昔のつらいことを思い出しちゃうってわけ。あなたには、私みたいにつらい気持ちの人を勇気づける曲を作って欲しいの。どう?トライしてくれる?」
裕一「はい」
裕一が関内家に戻ると、三姉妹の部屋に梅だけがいた。
裕一「う、梅ちゃん、何してるの?」
梅「お姉ちゃんから詞を書けって言われました。あの質問があります」
梅は裕一がどうやって作曲するのか知りたがるのだった。(NHK総合あさ8時放送)