テレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターだった富川悠太アナウンサー(43)が新型コロナウイルスに感染、緊急入院したのが10日の金曜日(2020年4月)だった。以来、4月13日の月曜日から先輩の小木逸平アナ(45)がピンチヒッターで番組を仕切っている。
「報ステ」の番組ホームページを見ると、小木アナは1998年にテレビ朝日入社、99年入社の富川アナの1年先輩だ。「スーパーモーニング」「ワイド!スクランブル」など数々の情報番組で経験を積む。学生落語でチャンピオンになったこともあるという意外な面を持っている。好きな言葉は「一心岩をも通す」。趣味は「海釣り・競馬・落語」と「おじさん趣味3連単」(本人談)とか。
アンチも熱狂的な支持者もいない絶妙に良いポジション
富川悠太アナは4月21日に退院して自宅で静養し、復帰を目指していると伝えられている。しかし、「報ステ」ではクラスターが発生、少なくてもスタッフ5人が入院、徳永有美キャスターら主要なメンバーが欠ける中、孤軍奮闘で番組を支えている小木アナの評価が高まっている。このままの「報ステ」の方がいいという声が非常に多い。富川アナは戻ってきても「居場所」があるのだろうか。
ネット上では次のように小木アナの続投を望む声が圧倒的だ。
「小木さんはクセがないからね。アンチも熱狂的な支持者もいない絶妙に良いポジションだと思う。今、こういうご時世でニュースや司会者の発言にイライラする人も多いから小木さんみたいな毒にならないアナウンサーって必要だと思う」
「昔から金曜担当だった小木さんは安定感があって好きです。ただちょっと地味な所が推されなかった理由なのだろうなと。今はその地味さが堅実さを醸し出して良いのではないかと思います。コメンテーターへの質問も的確」
「同感です!前面にグイグイ出る個性的なMCが多いなか、落ち着いて見ること出来て心地良いです」
「小木さんはサラッと聞けるけど、富川さんの話し方とか声ってなんか焦らされる感じでした。いつも緊急速報読んでいるみたいな」
「確かに。富川アナウンサーは『背伸び』している語り口なのに対し、小木アナウンサーは『自然体』ですからね」