秋篠宮眞子さま「結婚宣言」新型コロナで延期!父親や重鎮らとすり合わせ終わっていたが、こんな時なので...

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「両手に鉄砲持って財務省に乗り込みたい」森友文書改ざんで自殺した赤木俊夫さん義母のおさまらない怒り

   森友学園の文書改ざんで自殺した赤木俊夫の遺書をスクープした相澤冬樹が、今週は赤木の義母たちにインタビューしている。赤木は彼女を慕い、自殺する前日も電話をかけ、「明日は仕事じゃないんじゃ。検察じゃ」と話していたそうだ。

   彼女は、翌日、関西方面に旅行に出かけ、帰宅間近に、亡くなったことを知った。 「かわいそうで、しょうがない。私は最初から『トッちゃん(赤木のこと=筆者注)は殺されたんじゃ』思って。財務省が殺した。葬儀の時『助けてあげられなかった』と謝りました」

   そして我慢していた思いがあふれ出し、こういったという。「財務省の中へ鉄砲持って入りたかった。片手じゃなく両手に持って。そんなことを思うくらい、憎くて、仕方ない......」

   人を殺していいわけはないが、こうした覚悟を、日本人一人一人が今、持つべきではないのか。下のものに、やってはいけない仕事をさせ、その人間が苦しみ、自殺しても、知らん顔して出世していく人非人のような連中を放置しておいてはいけない。 幸い、公文書改ざんの真相解明のための再調査を求める署名が30万人を突破したそうだ。かすかだが希望の灯が見える。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

姉妹サイト