スーパーマーケットが家族連れの買い物客で混雑し、新型コロナウイルスの感染の危険が高まっていることから、各店は独自の入店ルールを決めた。東京・港区の「広尾ナショナル麻布」は、すでに3月から一度に店内に入れる人数を20人に限定し、入れない買い物客は店外で一定の間隔をあけて列を作ってまつ。客が出るたびに、入り口にいるスタッフが手に消毒スプレーをかけて店内に誘導する。
高橋史恵店長は「3月20日の三連休に密集した状態が作られてしまって、危ないと感じて人数を制限させていただくことになりました」と説明する。
子供連れがぞろぞろ
東京都の小池知事は「地元の商店街やスーパーに行く人が非常に増えてきています。時間帯を分ける、家族の中で一人代表、というようなルールを厳しめに設けることが必要と考えています」として、入店規制ルールを決めた。イニシャルや誕生月によって、入店時間を分け、来店者が集中しないよう協力を求める。
キャスターの立川志らく「どうなんだろう。夜しか行けない人が、イニシャルで午前中ということになったらどうするんだろうねえ」
森まどか(医療ジャーナリスト)「確かに、すいていると思う時間帯に、すいていると思うお店を選んで行っても、意外なほど混んでいます。課題はあるかもしれないけど、イニシャルや生年月日でバシッと決めてしまうのはひとつの手だと思います」
中島健太(画家)「世界では今、『ニューノーマル』という言葉が言われ始めています。この外出自粛期間は、われわれが新しい行動スタイルをインストールする時間でもあります」