緊急事態宣言が全国に広がり、各自治体が「外出自粛」をサポートする様々なアイデアを競っている。
新潟県燕市は県外に住んでいる地元出身の学生(18~30歳)を対象に、特産の米、みそ、キュウリとマスクの詰め合わせを配布している。今月(2020年4月)10日からホームページで希望者を募集、応募者全員に無料で配送される。市の担当者は、「故郷に帰れない学生がかわいそうだ。せめて地元のお米だけでも届けたい」といっている。
「自治体の特性、リーダーの良し悪しが出ています」
福井県では県内の全世帯にマスク購入券を配っている。購入券1枚で県内の指定のドラッグストアで1箱50枚入りを2箱買える。1箱2350円で今月24日から来月(2020年5月)10日まで。担当者は「大量に確保しているので3密を避けて並ばないで購入してほしい」と呼びかけている。
大阪府では外出せず食事できるデリバリーサービスを促進。指定の事業者を通してデリバリーを利用すると、1000円以上使うと500円分がポイント還元される。来月6日まで。
愛知県刈谷市では上下水道の基本料金を免除する。外出自粛すると水道代が増えるというわけで、来月請求分から4カ月分を免除するという。
司会加藤浩次「いいねえ、いろいろやっていますね」
キャスターの近藤春菜「助け合い、思いやり。不安をぬぐってあげるという点で、大きな影響を与えると思いますね」
加藤「自治体によって細かいサービスがあるということ、大事ですよね」
ロバート・キャンベル(国文学研究資料館館長)「福井県のマスク、秀逸だと思います。県内の問屋さんから県が大量に買い上げ、ドラッグストアに卸す。政治的な決断でしたね」
加藤「自治体の特性、リーダーの良し悪しが出ていますね」