新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため緊急事態宣言が出されて1週間、伊藤利尋キャスターが「楽しみもないと長期戦には耐えられません」と紹介したのは、オンライン飲み会」だ。IT関連会社に勤める30代夫婦が、自宅のパソコンの画面に缶ビールをカチンと当てて、「カンパーイ」なんてやっている。画面には相手の4人の画面があり、どうやらテレワーク中の会社の同僚らしい。パソコンの手前には生ハムなどのつまみも用意されていた。
夕方6時半から飲み会は始まり、「わたしはチャーシュー」「自分で作ったの?」「うん」「白ワイン飲んでま~す」などといったおしゃべりが続く。1時間ほどたつと、さすがに飽きてくるのか、「やっぱり外で飲みたいねえ」「居酒屋行きたい」と本音が出た。
会社から「オンライン飲み会」のために月8000円の補助があるという。
焼き肉店経営の小倉智昭にはオンライン焼肉は無理か?
「オンラインバー」というのも登場した。東京・秋葉原のバー「Akiba CIA」という店で、女性店長がパソコン画面でお相手してくれる。参加しているのは常連客が多そうだが、一見さんもいるという。「チャットに書いてくれれば、来店できます」と店長は誘う。現在は無料だが、ゆくゆくは費用をオンライン決済にするつもりだ。
伊藤「小倉さん、われわれもオンラインで飲みましょうよ」
司会の小倉智昭「やだよ」
スペシャルキャスターのカズレーザー(タレント)「いま人気なんですよ。これ(オンライン)専門のキャバクラなんてあるぐらいですから」
小倉「キャバクラって、オンラインでなにが楽しいんだよ。こういうのは行かない。だって、オンライン焼肉なんてできないもん」
そうか、小倉は焼き肉店を経営しているんだった。きっと、3密そのものの食事だから、客は激減しているのだろう。
カズキ