医療崩壊目前の東京都杉並区が「発熱外来センター」設置 区内4カ所にプレハブやテントを張り、緊急診察

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   東京都杉並区がきのう13日(2020年4月)、新型コロナウイルスの感染対策に「発熱外来センター(仮称)を設置する」と発表した。病棟の一部や病院の敷地内にプレハブやテントを張り、最終的に区内4カ所に用意する。基幹病院の医師と地元の開業医が輪番制で1病院1日10人前後を診察するという。

   杉並区では先々週から先週にかけて、累計感染者数が55人(3月30日まで)から109人(4月6日まで)と倍増しており、開業医の中にも感染を疑われる人がいて「医療崩壊の危機が迫っています」(司会の羽鳥慎一)という状況だった。

本来は政府レベルでつくるべきだ

   白鴎大学の岡田晴恵教授は「発熱外来センターで、必要な人にはPCR検査を民間に委託してやらせるということです。杉並区は切羽詰まっていますが、これを早急にやらないと医療が崩壊する」と語る。

   菅野朋子(弁護士)「私は杉並区に住んでいるので心強い。一方で(医療関係者に)マスクや防護服が足りないとも聞き、心配だ」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「検査しても結果が出るまでに時間がかかり、結果が分かっても多くの人が待機施設に入ることができない点も問題です」

   青木理(ジャーナリスト)「(発熱外来センターは)政府レベルでつくらないと。最初に検査を絞る態勢をとったやり方のつけが回っています」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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