新型コロナウイルスの感染拡大で、東京大学はことし(2020年)の入学式を中止にしたが、去年(2019年4月12日)は<上野千鶴子さんの東大新入生への激辛祝辞がスゴすぎる! 女子も男子も称賛の拍手!>(TBS系「ビビット」)と、格調高い入学式だった。
上野名誉教授は私大医学部の入試の女性差別から東大にもある「性差別」に触れ、「社会に出ればもっとあからさまだ。頑張っても公正に報われない社会があなた達を待っています」と戒めた。しかし、足元の<「東大女子お断り」の東大学内サークル幼稚な男子学生たち!キャピキャピした他大学女子と遊びたい>(日本テレビ系「スッキリ」)というのが実態で、日本の女性差別や格差のひどさは、国際社会から厳しく非難されている。
世界経済フォーラム(WEF)の「世界ジェンダー・ギャップ報告書によると、格差の少ないランキングで、日本は対象153カ国のなかで121位とG7の中でも最下位だ。(テレビウォッチ編集部)