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「公園じゃないから問題ない」と安倍首相が珍答弁したコロナ禍真っ最中の「昭恵花見会」どこのレストラン?

   先週見事なスクープを放った週刊ポストの第2弾。タイミング最悪のとき、有名人らと"花見"を楽しんでいたことが発覚した安倍晋三首相の妻・昭恵(57)だったが、安倍が国会でそのことを問われて、花見会場が「公園」ではなく「レストランの敷地内」だったと反論したことで、馬鹿をいうなと世論が反発してしまった。

   その桜が見られるレストランはどこか。「都内ですが、店の規約で場所も店名も口外禁止なんです。招待された人しか住所を知らない会員制レストラン。普通の人は入れません。料理のジャンルはイノベーティブ・フュージョンです」と、当日参加したあるレストランのカリスマシェフが答えている。

   「会が開かれたのは3月23日の夜で、都知事の会見(25日)の2日前。すでに都内では感染者が急増していた。 この会は通称『安倍昭恵会』といわれ、1月上旬にも開催されていた。関係者からそのときの写真を入手したが、藤井や手越をはじめ何人かは花見と同じメンバーだった。

   参加者は芸能人もいましたが、ぼくのようなシェフもいればIT系のかたもいた。(中略)会の音頭をとっていたのは昭恵さんです」>(週刊ポスト)。ネットでは、このレストラン探しが始まったが、見る限り特定できてはいないようだ。

   その昭恵と安倍首相が"関わっていた"森友学園事件を追及している相澤冬樹が、今週は、自殺した赤木俊夫の妻のところへ、2018年10月28日にこそこそと尋てきた財務省秘書課長だった伊藤豊と近畿財務局人事課長だった米田征史の「音声」を入手した。

   公文書改ざんに関する報告書の説明に来たという。その時のやり取りを妻の昌子が秘かに録音していたのだ。伊藤は昌子に、概ね、こういったという。2月27日に安倍首相が「関知してたら辞めてやる」といったことが炎上してしまったために改ざんをした。安倍の発言が「関係していた」と述べたというのである。

   伊藤は現在、金融庁監督局審議官で、行く行くは金融庁長官か財務事務次官かと噂されているそうだ。そんな人間が、相澤の直撃に素直に答えるわけはないが、注目すべきは、「僕が相澤さんの取材に答えると、後輩に、今一生懸命対応しようとしている財務省の人間に、迷惑がかかるといけないので、イエスもノーも言いたくない」といっていることだ。自分が正直に答えれば、安倍の怒りを買う、部下に迷惑をかける、そういうことだと思う。

   相澤のこの極上のスクープは、着実に安倍夫妻の首を絞めつつある。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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