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地面師に55億円だまし取られた積水ハウスいよいよ泥沼!元会長が株主総会で「経営者全員の解任」提案

   積水ハウスから55億円を騙し取った地面師事件は大きな話題になった。この事件で地面師グループ10人が逮捕・起訴され、主犯の内田マイク被告には東京地裁が懲役12年をいい渡している。この事件には不可解なことが多く残っている。本当に積水ハウス側は知らなかったのか。週刊文春で積水ハウスの元不動産部長の職にあった黒田章が実名で告白している。

   <「阿部俊則社長(現会長)は、契約相手が偽の地主であることを示す内容証明付き告発文の存在を、決済日の前から知っていました。さらにその事実を不動産部には隠して、強引に取引を進めたのです」>*

   もし事実なら、取締役の善管注意義務違反、または、特別背任に問われる可能性があると週刊文春はいうのだが、3ページの特集を読んでみても、阿部社長が知っていたとして、みすみす55億円という大金を損するのに、なぜそのまま取り引きを進めてしまったのかが、私にはよく理解できない。

   4月23日には、阿部を追い出そうとして、反対に追い出されてしまった和田勇元会長が、株主総会で「経営者全員の解任」を求める提案を行うという。積水ハウスという不透明な企業の内情を明らかにし、企業内だけではなく、消費者に分かりやすく説明しなければ、企業自体がそっぽを向かれ、衰退していくと思うのだが。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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