安倍晋三首相はあす7日(2020年4月)にも、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための緊急事態宣言を出すことを決めたようだ。水卜麻美キャスターは「欧米で行われているような都市封鎖、いわゆるロックダウンではありません。外出の自粛要請に強制力はありませんし、外出しても罰則はありません。買い物や通勤はこれまで通り制限されません」と説明した。
ただ、これまでより強い要請になると東京都元副知事の青山やすし氏は解説した。
「小池百合子都知事はすでに緊急事態宣言が出た場合の指針を発表しています。3点あって、1点目は外出の自粛要請がより強く求められます。2点目は施設やイベントは自粛ではなく、使用制限の要請になります。これは、従わないと、要請ではなく制限指示になります。3点目は、食品や薬などのお店、銀行や証券取引所などの金融機関は、逆に営業を続けるよう要望が出されます」
人との接触を8割減にすれば終息するというが...
すでに小池知事は、「外出を控えてください」という言い方だったのが、「おうちにいましょう。強くお願いします」と強めている。どのくらい控えればいいのか。北海道大の西浦博教授は「東京都はすでに爆発的な増加の段階になっており、人との接触を8割減にすれば、10日から2週間後に感染者が1日数千人のピークを迎えても、その後は急激に減少する」とみている。
司会の加藤浩次「8割というのはどのくらいのことなのでしょうか」
ゲストの日比谷クリニックの加藤哲郎・副院長は「接触度合いはそれぞれで違いがあって一概には言えませんが、家族との接触は避けられませんよね」
加藤「家族以外はできるだけ避けるということでしょうね。とにかく、一人一人が外出は控えようと肝に銘じるということです」
カズキ
博