新型コロナウイルスによる肺炎のため3月29日（2020年）に死去したコメディアン、志村けんさん（享年70）が司会を務めた日本テレビ系「天才！志村どうぶつ園」の２時間特別追悼番組が４日、放送された。
オープニングで飼育係の嵐・相葉雅紀（37）が「志村さんが亡くなられたことは信じられません。嫌です...悲しすぎます」と涙ぐみつつ、自身が初めて任されるコーナーのロケ前夜に志村さんから受けたアドバイスを明かした。
相葉が待ち合わせ時間に遅刻して平謝りすると、志村さんは「大丈夫、今来たとこ」と優しく声をかけた。相葉がロケの台本を見せて説明すると、志村さんは「相葉くん、君はこれで納得しているのか？」と一言。「『もっとこうしたほうが良くなるんじゃないか』って思っているんだったらディレクターに言いなさい。でも、言ったのなら責任を持ちなさい。ディレクターのせいにしちゃダメだよ」と助言した。相葉は「そこまで、すべて教えてくれて」と感謝した。
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「天才！志村どうぶつ園」（日本テレビホームページより）
「2時間、涙なしでは見られませんでした」
ネット上では「涙が止まらない」という声が相次いだ。
「2時間、涙なしでは見られませんでした。志村けんさんのお人柄が十分に伝わりました。他の皆さんが志村さんの意志を引継ぎ番組が継続される事が分かりとても嬉しく思います。番組ファンとしてずっと応援していきます」
「志村さんのすごさ、素晴らしさを改めて感じた。こんなに自分を取り巻くすべての人を考えて行動できないし、こんなに動物達の事を好きで愛してくれる人を亡くしたのは、本当に悲しいし、悔しい。元気な志村さんの映像を見てまだ信じられないし、信じたくない。こんな素敵な人なんだと思えば思うほど、悔しく思う。志村さんのいない志村動物園とっても寂しいけれど、番組の皆さんをこれからも応援します」
「この番組は志村けんあってこそ。彼の死とともに終わらせて」
「相葉くんと山瀬さんの涙にもらい泣きしてしまった。闘病中だったとか長年テレビで見かけなかったとかじゃない、ついこないだまで元気でテレビでも普通に見ていた人がこんなに突然亡くなってしまうなんて、本当に残酷だし悔しいし悲しいです」
「だめだぁ、冒頭の相葉くんの挨拶で泣けるし楽しいパンくんとの思い出の映像みてもボロ泣きしてしまう。ご飯も作らないといけないし。もう録画して明日見よう」
一方、こんな意見もあった。
「最後に山瀬が、今後自分たちで番組を継続していくような事を言っていたけど、どう考えても無理でしょう。この番組は志村さんあっての番組であることを今日の放送をみて改めて痛感させられたよ。とてもじゃないが彼の代わりなんて誰もいないだろうし、誰にも志村さんの味は出せない。この際、天才志村どうぶつ園という番組は、志村さんの死とともに終わらせる番組だと思ったね。打ち切りになる前に潮時を間違わないで欲しいよ、日テレには」（テレビウォッチ編集部）