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小泉純一郎も胸衝かれた「赤木俊夫の遺書」――安倍さんにも責任あるよ、十分に

   森友学園問題の文書改ざんをさせられて自殺した赤木俊夫の妻の「全告白」を週刊文春がやっている。彼女は「安倍首相や麻生大臣の姿を見たり声を聞く時は、身体の中の血液が凍りつきます」というが、この問題をもう一度再調査するべきだという署名が25万人を突破したことを聞くと、「血液が湧き立つような感覚がします」と語っている。

   夫は生前常々、「僕の契約相手は国民です」といっていたが、この問題に関わった官僚や官邸、それに安倍首相と昭恵夫人は、この言葉の意味を全く理解していないようだ。

   週刊朝日で小泉純一郎元首相が、赤木の遺書について聞かれ、安倍首相の責任は「あるよ、十分に。そもそも公文書改ざんは、安倍さんが『自分や妻が関わっていたら総理も国会議員も辞める』と国会で言ったことから始まっている。私はその発言を聞いたとき、辞めざるを得ないなと」

   この問題に安倍首相が関わっていたと? 「誰が見たって関わっているというのはわかるじゃないか。(中略)安倍さんはあの状況で関わっていないことをどう証明するのかね。嘘を言っているということだろう」

   安倍政権は間違いなく終わっている。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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