アメリカ・ニューヨークのディビッド・プライス医師が「新型コロナウイルスは、2つのことを守れば99%予防できる」と訴えている。感染は手から顔へがほとんどなので、(1)手をいつもきれいに(2)手で顔を触らないの2つ。そんなことはこれまでも何度も言われてきたが、実はそれが難しいのだという。
オーストラリアで学生に「1時間に何回顔に触るか」を調査したところ、平均23回で、頬、あご、髪、口が4回、目と鼻が3回、耳と首が1回という。
伊藤利尋キャスターが図解で見せた。顔を触る行為で一番感染に関わりそうなのは、まず「鼻をほじる」、次が「口元を触る」、以下「目をこする」「髪をいじる」と続く。人によって順番は変わるだろうが、これて手についたウイルスが顔にうつり、さらに粘膜について感染するのだ。ウイルスが侵入するのは、目が20%、鼻が40%、口が40%だという。
小倉智昭「年をとるとつい指をなめてしまう」
司会の小倉智昭「年をとると指が乾いて、本や新聞をめくるのについ指をなめてしまう」
昭和大学の二木芳人教授「きれいな指なら心配ないから、手をきれいに」という。その通りだが、店先で財布からお札を出すときなどに滑ってしまうんだよなあ。店員の前で指をなめるわけにもいかず、四苦八苦している中高年は多い。
鈴木啓太(サッカー日本代表)「スマホは、外から帰ったとき除菌するようにしています」
伊藤「改めて、手洗いの効果を確認。われわれにできることですね」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト