なじみのお好み焼き屋で見かけた志村けん...いつも女性と一緒で芸能人らしさのない普通のオジサン

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「アビガン」新型ウイルスの特効薬になるか?胎児に奇形生まれる副作用

   週刊新潮で作家の楡周平が、「東京五輪は来年も開催できない」という一文を寄稿している。要は、ヨーロッパやアメリカ、日本でコロナの感染が収まったとしても、アフリカ、中東、南米などの途上国で感染爆発が起こり、それが終息しても、「完全な形」での五輪開催は困難だというのである。まだ特効薬さえ見つかっていないのだから、再延期または中止という最悪の事態はあり得ないことではない。

   週刊新潮によれば、コロナウイルスの特効薬といわれ、安倍首相も治験を始めるといった「アビガン」という薬がある。これは富士フィルム富山化学が開発したもので、中国の科学技術省の担当者も「安全性が高く効果も明らか」といっている。もちろん副作用もある。動物実験で胎児に奇形が生じやすいから、妊娠する可能性のある女性には使わず、男性も飲んだら避妊する必要がある。だが、高齢者に投与するには問題がないだろうというのである。

   これ以外にも、アメリカで効果が認められたクスリもいくつかある。コロナウイルスは紫外線を30分当てると無害化できることがわかっているので、5月を過ぎて、紫外線が多くなればピタリと消えてしまう可能性もあるという。

   2009年の新型インフルエンザの時はタミフルがあったが、コロナにタミフルのような特効薬が早く見つかってほしいものだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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