安倍首相「全世帯にマスク2枚配布」ってエプリルフールかい!?感染爆発寸前に職員や予算の余裕ないはず

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   「きのう1日(2020年4月)、安倍総理から驚きの発表があり、物議をかもしています」と、司会の国山ハセンが伝えたのは、全国約5000万の全世帯に布マスクを2枚ずつ配布するという新型コロナウイルス対策だ。再来週以降、感染者数の多い都道府県から順次郵送するというのだが、およそ効果は期待できないうえに、感染爆発寸前に多くの職員と予算をそんなことに投入する余裕はないはずだ。

   ネット上では「1世帯にマスク2枚配布って、エイプリルフールネタやったんかな。うち4人家族」あきれ顔の反応が相次いだ。キャスターの立川志らくも「これね、コントですよね。B29が飛んできたのに竹やりで戦う発想と同じです。それに、日本中に配ったら、郵送費だけでも大変ですよ」

   コメンテーターの小林麻耶(TBS元アナウンサー)「包装も大変です。そのお金をマスクの増産に回してもらいたいです」

専門家「予防効果は疑問」

   国山「医学的な見地から見て、どうなのでしょうか」

   東邦大学(感染制御学)の小林寅喆教授「必要なのは不織布のマスクなので、感染防止にはいかがかなと思います。むしろ、みなさんが疑問なのは、市場にマスクが出回っていないこと。現在、流通がどうなっているのか、どこで止まっているのかを明らかにすべきです」

   安倍首相は品薄のマスクについて、「3月は6億枚超えで供給した」と話していたが、その大量のマスクはどこへ行ったのだろうか。「グッとラック!」が厚生労働省マスク等物資対策班に取材したところ、「国が買い取ったのは約4200万枚。残りの約5億6000万枚はどう流通しているのか把握していない」というから驚きだ。

   志らく「シュレッダーにかけちゃったのかな」

   うん、ありうる。都合が悪くなると公文書もシュレッダーにかけちゃう内閣だからな。突然の一斉休校や何の補償もないイベント自粛や休業・休店要求と、安倍内閣がやっていることは、思いつきの感染拡大防止ごっこにしか見えない。

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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