新型コロナウイルスの感染者がゼロだからと、鳥取県の鳥取砂丘に、春休みで暇を持て余している若者たちが押し寄せている。地元の人たちは「ウイルスを持ち込まれる」と眉をひそめている。
「平日の午前中ですが、たくさんの人たちが鳥取砂丘を訪れています」と星野真輝リポーター。きのう31日(2020年3月)、鳥取砂丘には多くの親子連れや若者たちがいた。マスクもつけず、大声をあげながら走り回ったり、上半身裸でぶつかりあったりとやりたい放題だ。
大阪と兵庫から来たという大学1年生の男子4人組は、「鳥取はコロナ(感染者)がおらんし、まだ行けるかなっていう感じで来たんですよ」。福岡から来た大学2年生の2人組は、親に止められていたが、置き手紙をして出てきたという。「親に『迷惑かけるから出歩くな』と言われたけど、友だちの家に泊まってくると言って鳥取砂丘来ちゃいました」と笑っている。
鳥取砂丘で働くスタッフの男性は「自粛で家にこもりっぱなしで気がめいってしまうのは分かるけど...」と口ごもる。地元商店街の女性は「正直言うと迷惑」と怒る。
鳥取県の平井伸治知事は「鳥取には『ようこそようこそ』と言う言葉がありますが、健康の問題は別。人間同士、エチケットは持っておきたいと願っています」と訴えた。
東京・渋谷も相変わらずバカ者「周りにかかっている人いない」
東京ではきのう31日、1日の感染者が過去最高の78人となり、うち半数以上が30代以下の若者が占めた。にもかかわらず、「グッとラック!」が夜の渋谷を取材すると、「(コロナは)酒で消毒してやろうと。ヤバいと思ったりはしますけど、遊んだほうが楽しいかな」と20代の男女。10代の男性は「怖いとも思わない。周りにかかっている人もいないし、自分は元気なんで」と、完全にイカれている。
キャスターの立川志らく「無知は罪っていうけど、ああやって街に出ることによって他人の命を奪う可能性があるということを、連中はわかってないんですよ。全員首根っこつかんで連れて行かないと、収まらないよね」
片っ端から捕まえて、東京ドームに押し込めておくというのはどうだろう。