「若者はカラオケ、ライブハウス、中高年はバー、ナイトクラブなどへ当面は自粛してほしい」
小池百合子都知事はきのう30日(2020年3月)夜、緊急会見をして新型コロナウイルスの感染防止のためにそう呼びかけた。都内のこれまでの感染者443人のうち、バーやナイトクラブなどで感染したと疑われる人が38人いるという。しかし、保健所の調査に協力しないケースもあり、実際はもっと多い可能性があるという。
司会の加藤浩次「クラブとか、キャバクラなどに行っても、プライバシーのために名前を教えたくないと言ったりすることなのでしょうね」
クラブやキャバクラで感染しても教えない人が多い
箕輪厚介(編集者)「報道の仕方も気を付ける必要がありますね。正直に言えなくなると裏で感染が広がる。言わないと罰則するか、プライバシーを守るか、どっちかにしないと」
きのうは政府の諮問委員会メンバーで日本医師会常任理事の釜萢敏(かまやち・さとし)氏も会見し、東京都の感染者の急増に関し、「爆発的な感染の拡大が起きてから『緊急事態宣言』を出しても手遅れ」と訴えた。小池知事は「国としっかり密接に連携しながら、国難ともいえる感染拡大防止に努めていきたい」と応じた。
緊急事態宣言を出すべきか。
加藤「私は今のギリギリの状態で何とか乗り越えたいと思っているところですが」
ロバート・キャンベル(国文学研究資料館館長)「きのう、小池知事の会見をナマで見ましたが、自粛要請だけでは限界があり、期限を切って指示するなど一歩踏み込むべきだと思う」
キャスターの近藤春奈「医療崩壊を防ぐことが一番重要だと思いますが、経済的に苦しい人もある。その補償をすることも大切です」
箕輪「コロナ対策と補償のセットですね」