朝ドラ「エール」窪田と二階堂が紀元前1万年の原始人に!衝撃スタートに「ターザンかと思った!」とネット大興奮

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   NHK連続テレビ小説「エール」(写真=(C)NHK)が30日(2020年3月)にスタートしたが、初回冒頭が紀元前1万年から始まり、窪田正孝(31)と二階堂ふみ(25)が「原始人」に扮するという前代未聞のオープニングに視聴者はド肝を抜かれた。

   インターネット上では「チャンネルを間違えたかと思った」「ターザンかと思った」「園山俊二の『ギャートルズ』を思い出した」と大興奮が巻き起こった。

   主人公のモデルは、夏の甲子園の歌「栄冠は君に輝く」などで知られる作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和の激動の時代を舞台に、数々の名曲を生み出した2人の夫婦愛を描く。

「スカーレット武志ロスから一転華やかに。いいですね」

   放送が始まった途端、動物たちの叫び声とともに「紀元前一万年」のテロップ。「原始人」の窪田は銛を手に魚を獲ろうとしている。そこへ「原始人」の二階堂も現れ「古来 音楽は人とともにあった」などのテロップ。火山が爆発、魚が河原に上がる。2人は喜び、二階堂は木の棒で岩を叩いて音を出し、窪田は魚を手に踊りまくる。

   次々と時代と場所が変わり、最後は現代。「時は昭和。東京オリンピックが迫る中、1人の作曲家に大きな責任が課せられていました」のナレーション。1964年東京五輪の「オリンピック行進曲」を作曲する主人公の姿がようやく現れて本編が始まる趣向だ。

   ネット上では、斬新なオープニングに称賛の声が。

   「こう言っちゃなんだが、朝ドラなんてガチガチのお堅いドラマじゃないんだから、こういうお遊びというかエンタメの幅の広さがあってもいいんだよ。観る側も朝の喧騒のひと段落の15分を小休憩で楽しむような余裕をもって観るものでしょ。画面と対峙して必死に観るものじゃない。まあ、ちょっと奇をてらった感はあったけど、初回だし半年の長丁場のつかみとしてはいい」

   「スカーレット武志ロスの気持ちから一転して華やかな展開からのスタートでびっくりしました。悲しみを忘れて明るく行きましょうというメッセージもあるのかなと思いました。オリンピック行進曲を改めて聞きましたが、とても良い曲だと再認識しました」

   「これは今日だけですよね?と思いたい。あまりに奇をてらっていて驚いた。今日生まれた赤ちゃんが主人公になるから、明日からが本スタート。今週は観てみよう」

   「個人的にはミュージカル好きで、突然歌って踊りだす『ルパンの娘』も楽しめたので、ミュージカル要素も入っていてほしいです。明日も楽しみです」

「チープで小学校の学芸会並。年寄りは逃げるかも」

   「これも窪田さんや二階堂さんだからこその演出でしょうね。彼らならはじけた役柄も十分演じられますしね。『スカーレット』が終わってさびしかったですが、これから半年間楽しみたいと思います」

   「斬新な演出は初回のつかみでしょ。それより唐沢さんの若さと、萩原さんの演技に引き込まれた。それにしても、栄冠は君に輝く、六甲おろし、巨人軍の歌(闘魂込めて)すべて古関さんだものな。高校野球・阪神・巨人に関係しているなんて。二階堂ふみの美声にも驚いた。今後が楽しみ」

   一方で、安っぽすぎるという批判も。

   「最初LIFEの特番が始まったのかと思った。余りにもコントみたいにチープすぎて」

   「いやあれは、チープで学芸会だから流せるのだと思うよ。妙にあの場面だけクオリティが高かったら引く。それにしたって小学校の学芸会並だわ」

   「少なくとも、年寄りがソッポ向いたろうな、という想像だけは出来ちゃったね。最初の脚本家が逃げた理由がちょっと分かった」

   「今回はパスします。秋まで待ちます」

   また、最後にこんな注文も。

   「古関さんは『栄冠は君に輝く』『六甲おろし』『闘魂込めて』『オリンピックマーチ』『NHKのスポーツ』『紺碧の空』などスポーツに関する曲が注目されているが、もう一つの側面がある。それは、戦前に『露営の歌(勝ってくるぞと勇ましく...)』『若鷲の歌(若い血潮の予科練の...)』を作って、若い人を戦地に送るような歌を作ったこと。それを後悔し、戦後、鎮魂歌で今日も萩原聖人が語った『長崎の鐘』、戦争孤児を勇気づけた『トンガリ帽子』を作って償いをしたとのこと。このあたりをうまく語ってほしいな」

(テレビウォッチ編集部)

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