東京・渋谷駅近くのビル3Fにあるネパール料理店「マンダラ」を「グッとラック!」のスタッフが訪ねると、入り口に「マスク差し上げます」と書いてあった。食事に訪れた先着60人の客に毎日にプレゼントしているという。
店長のサキャ・スニルクマルさんに聞くと、「20年前に留学生で日本にきました。桜丘に住んでお世話になった。ネパール地震の時には、募金もしてくれた。そのお返しです」という。
マスクのストックを見せてもらったら、あるわ、あるわ、何種類か合わせて400枚にもなった。いったいどうやって入手しているのか。「ネットで買ったのもありますが、新大久保のスパイス屋で売っています」というので、新大久保へ向かう。
新大久保の香辛料専門店も「日本留学でお世話になったから」
その新大久保の香辛料専門店「ジャンナットハラルフード」店長のライハンさんは、バングラデシュ人で、「マスクあります」と在庫を見せてくれた。50枚入りの箱が27個。「まだあるよ」と別に60箱入りの段ボールもあった。バングラデシュの友人が週に100箱送ってくれるのだという。「ただ、バングラでも1週間前にコロナウイルスの感染が見つかった。今後はどうなるかわからない」という。
いくらで売っているのかと聞くと、50枚入りが2740円。「高いけれど、コロナで輸送費が高くなっているから、利益は出ない」そうだが、ライハンさんも「日本へは留学生で来て、お世話になった。そのお返しです」という。
キャスターの立川志らくは「いい話ですねえ。行こうと思ってる?」
アンミカ(モデル)「マンダラへいこうかなあ」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト