マスク品切れいつまで続く?5月までは不足――国内増産追い付かず中国からの輸入停滞

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   萩生田文部科学相は学校再開のガイドラインの一つに「マスク着用」をあげたが、「そもそもマスクがないじゃないかというのが現状です」と、森圭介アナが報告した。東京・調布市の薬局にきのう25日(2020年3月)、阿部祐二リポーターが行ってみると、店頭にあった最後の布製マスクが売れたところだった。

   この日に入荷したのは3個だけ。「瞬く間に売り切れました。30年間で初めてです」と店長が言う。使い捨てマスクの入荷はここ2カ月ないという。店員手作りの布製マスクを売り始めたところ、1日5枚から10枚が限度で、予約4日待ちの状態だそうだ。

   小学生の母親からは「家に残りは10枚あるかないか」「使い捨てマスクも洗って使っている」の声が出ていた。

くしゃみや咳・・・ハンカチやタオルで抑えるだけでも有効

   全国マスク工業会や政府が出したチラシでは、「毎日1億枚を届ける」ことになっており、去年の3倍増産のはずだが、国会答弁では「70%を占める中国からの輸入が停滞している」と答弁している。

   坂口孝則(経営コンサルタント)「1月最終週から2月上旬にかけて、マスクは10倍の売れ行きで、これで日本中品切れになりました。4、5月まで続くでしょう」

   症状が出ている人にはマスクは絶対必要だが、「ハンカチやタオルで押さえるだけでもちがう。咳やクシャミには袖で押さえることもよい」(日本感染学会専門医の佐藤昭裕医師)という。

   司会の加藤浩次「それぞれの立場で行動を考えないとということですね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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