ついに安倍総理も東京五輪延期に言及。問題はいつに延期するか、今年秋か来年か2年後か?

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   7月24日開幕予定の東京五輪について、安倍総理は23日(2020年3月)の参議院予算委員会で「無観客や規模縮小などのない完全な形での開催が重要だ。それが困難な場合は延期の判断も行わざるを得ない。中止は選択肢にない」と答弁し、初めて五輪延期の可能性について言及した。

バッハ会長もトーンダウン。でも秋までにコロナは終息するの?

   フェンシングのドイツ代表、マックス・フルトゥング選手(30)は「もし7月24日開幕なら出場を辞退する」と表明するなど、選手たちからは不安とともに延期を求める声が相次いでいた。これまでIOCのバッハ会長は予定通りの開催を強調する強気の姿勢を示していたが一転、22日にIOCが延期を含めた検討に入り、4週間以内に結論を出すと発表した。

   東京五輪組織委員会の関係者によると、今年の秋くらいまでの開幕微調整はあり得るという。スポーツライターの小林信也さんは「年内の開催ならオリンピック憲章を変えなくていい」と語る。

   野上慎平(テレビ朝日アナウンサー)「バッハ会長もドイツのフェンシング代表だった。母国代表の言葉が突き動かしたかどうかわからないが、会長もついに延期に言及した。秋はアメリカの4大スポーツであるMLB、NFL、NHL、NBAと重なるが、コロナの影響でどんどんずれ込んでいる。今年はイレギュラーな形なので理解されるのでは」

   石原良純(気象予報士、タレント)「こうなったら秋の方が良かった。アメリカが折れるか折れないかが問題」

   野上慎平「(秋開催は)コロナウイルスが終息していることを前提としたスケジュール。他に夏にオリンピックがあることで秋に移動した大会もある。ゴルフのマスターズはコロナの影響で秋に動いたが、オリンピックが秋開催になると、タイガーウッズが五輪に出るかマスターズに出るかといった問題も出てくる」

文・みっちゃん

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