7年ぶりとなるTBS系の春ドラマ「日曜劇場 半沢直樹」の主人公・半沢(堺雅人)と対決するライバルやともに不正と戦う同僚らのキャストが発表された。前半は池井戸潤の小説「ロスジェネの逆襲」が原作で、東京セントラル証券に出向中の半沢つぶしに狂奔する東京中央銀行の副頭取を古田新太、その部下の部長を市川猿之助、正体会社社長を戸次重幸が演じる。前作で土下座の屈辱を受けた常務(香川照之)も引き続き悪だくみを凝らす。
半沢サイドは、プロパー社員を賀来賢人、新入社員を今田美桜。行きつけの小料理屋の女将の井川遥は実は東京中央銀行の株主で、さまざまな情報を教えてくれる。
柄本明や筒井道隆も半沢つぶし
後半は「銀翼のイカロス」が原作で、舞台は経営危機に陥った航空会社。再建をめぐって半沢に圧力をかける国土交通大臣は江口のりこ、そのバックにいる大物議員が柄本明、国交相の手先の弁護士は筒井道隆と、いずれも一癖も二癖もあるワルを演じさせたら迫力満点の芸達者ばかりだ。はたして半沢は倍返しできるか。
上戸彩、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也ら前作のキャスト陣も同じ役で出演する。(テレビウォッチ編集部)