新型コロナウイルスの拡大が止まらない中、身を守る最上の手段である「手洗い」の模範を示す動画が続々と現れている。それも、芸能人、スポーツ選手など有名人がずらり。さて、皆さんの手洗いは正しいかどうか。スタジオでテストとなった。
ウイルス対策の中心にいるWHO（世界保健機関）のテドロス事務局長が、13日から公式ツイッターで、ウイルス対策の手洗いのやり方を見せている。「セーフハンズ・チャレンジ」と称している。これに呼応したのか、あっと驚くセレブまでが後を追った。
歌手のマライア・キャリーさん（49）が自宅で子供たちと手を洗っている。「20秒よ」と入念に洗って、20秒でアラームが鳴ってお終い。次に登場したのが白い髭のおじさん。誰かと思ったら、「ターミネーター」のアーノルド・シュワルツネッガーさん（72）。小さな愛犬を相手に、手洗いの仕方を見せていた。フォロワーが451万人というから、効果は絶大？
サッカーの長友佑都、久保建英、カカも
スポーツ選手では、サッカー日本代表の長友佑都さん、久保建英さん。サッカーではブラジルのカカさんもやっているが、フォロワーが2961万人だそうな。テニスでは、マリア・シャラポワさん、女優の水原希子さんも。
というわけでスタジオの面々もやってみせた。まず司会の立川志らく。これがなかなか丁寧で役40秒、アルコール消毒までして「いつも通り」という。
国山ハセン・アナが「本当ですか？」と疑う。「番組でやっているから、覚えちゃった」。しかしこれを採点した北村義浩さん（長野保健医療大学）は「75点」と厳しい。「指先をもっと洗わないといけない」
続いて洗ったのが、西村博之（2ちゃんねる創設者）。ザーッと流してはいお終い。わずか3、4秒。まあ、普通の人の手洗いはこんなものだろうが、北村採点は10点。「全くだめ。濡らしただけ」という。西村は「よい子は真似をしないように」（笑）
ではどうしたら100点になるのか。小林麻耶（元TBSアナ）がモデルになって、実際にスタジオでやって見せたが、まあ入念なこと。手のひらで甲を擦り、指と指を絡め、指一本一本、最後に手首まで洗って、「時間は20秒以上。ハッピ―バースデーの歌を２度歌うと30秒」と言って、歌い出した。
志らく「歌が衝撃的！」
ともあれ、西村流に3、4秒という普通の人が、ハッピーバースデーを歌うようになったら、水道の使用量はいったいどうなる？
ヤンヤン