女優唐田えりか(22)との不倫が原因で女優の杏(33)と別居中の俳優東出昌大(32・写真2016年撮影)が17日(2020年3月)に会見を開いて謝罪したが、その際の女性芸能リポーターとのやりとりが話題になっている。
ある女性リポーターの「杏さんが好きなのか? 唐田さんが好きなのか?」との質問には、10数秒沈黙し、「私の心の内をここでしゃべるのは妻を傷つけることになるので申し上げられませんと」と返したのだった。
ネット上では、「妻のことを思わない発言」と東出を非難する声が多いが、一方で、「最低最悪のゲス質問」とリポーターを批判する声も高まっている。こうした声に代表される。
マイクをナイフのように突き立てるオバサンたちが不気味だった
「東出のやったことは最低最悪なのはわかるけど、この芸能リポーターの質問も最低最悪だよね。杏さんの気持ちとか、こんなことを聞いたら杏さんがどう思うかとか考えられないのかな?。近所のおばちゃんたちの会話ぐらいのプライドしかないのだろう。リポーターの質をあげないとダメよね」
「もし、杏さんが好きだと答えたら、じゃあなぜ不倫をしたのかと突っ込む。悪魔の質問だよね」
「おばちゃんたちの、つるし上げみたいな会見。『杏さんが好きか、唐田さんが好きか』なんて、本当におばちゃん的質問で呆れました。あんなので何年もリポーターをやってきたプロと言うのでしょうか。担当の朝のワイドショーでは、小倉智昭キャスターから称賛されているのですよね。笑ってしまいます」
「実際に主婦層やおばちゃんたちに、そこまで赤の他人の不倫に対して、絶対に許せないって怒っている人はいるのかなあと思う。自分の周りや知り合いの女性たちでこんなに本気に怒っているレベルの低い人はいないよ」
「タモリやたけしのような相手が超大物や、大手事務所所属だと、目一杯忖度しているからな。芸能リポーターが職業として成り立つのが不思議だ」
マスクをした女性リポーターたちがマイクを手に取り囲む構図に異様さを感じた声が多かった。
「ワイドショーで使うための『絵』でしょうが、いやな撮影だった。男性リポーターもいたのに後方に引っ込んだ。『不倫した男性を責め立てる女性』という構図にした方が視聴者のウケがいいからでしょう」
「マスクをかけたオバサンたちがマイクを突き立てる構図は、ナイフを突き立てるようで不気味だった。あんたたちは『会見クラスター』だと思ったよ」
「同感。不倫男を女性が囲んで、吊るし上げて溜飲を下げる構図には戦慄しました。あまりにも出来過ぎた図なので、後世に『不倫した男性を責め立てる女性』という絵画か何かみたいに残るのでは」
会見という名の「公開処刑」、もうやめようよ
東出さんの子どもが見たらどう思うかという声も。
「東出さんの子供もこの会見をテレビで見ていたのかと思うと不憫でならない。夫婦間の問題はいくら芸能人だからって、メディアが前に吊し上げるのは、いじめではないのか。レポーターが率先していじめ、吊し上げ、あおり、追い込みを実践している。学校で同じことがあったら、ワイドショーで大騒ぎするのに」
「そもそも不倫くらいで世間が叩きすぎだよ。小倉優子は旦那が家庭のことは家庭で解決する、表に出すことじゃないと言っていたが本当にそうだよ」
最後にこんな声も。
「芸能人が不倫した場合、必ず実施される会見という名の『公開処刑』。私はこの国がとても好きだし、日本で生まれ育って良かったと思いますが、しくじり者を吊し上げて痛めつけることを楽しむかのように正義を振りかざす今の社会の空気感はとても嫌です」(テレビウォッチ編集部)