東京五輪の「完全な形の実現」とは?「G7の支持を得た」と言い張る安倍首相の顔に「無理感」がありあり

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   新型コロナウイルス対策を話し合うG7(先進7カ国首脳会議)が16日(2020年3月)夜からテレビ会議を開き、安倍晋三首相は会議後、東京五輪・パラリンピック開催について「完全な形で実現することにG7の支持を得た」と語った。

   しかし、「完全な形で実現というが、時期については話したのか」という記者の質問に、安倍首相は「完全な形で実現」と同じ言葉を繰り返し、具体的な言及を避けた。

「今年7月に開会できると楽観的に見る人は日本には少ない」

   司会の加藤浩次「当然、今まで予定通りの開催のことだと思うけど、無観客試合とか規模縮小となると......」

   髙橋真麻(フリーアナウンサー)「(首相の話は)曖昧だな。G7の支持というけど、われわれは支持したがWHO(世界保健機関)の判断で仕方なかったという言い訳をされるかもしれないと思いました」

   前田裕二(ライブ動画配信サービス代表)「世の中の雰囲気を転換するタイミングがなかなかない中で、オリンピックを転換点にしようという意図は感じます。観客の有無やいつ開催するかがポイントです」

   無観客開催となれば、チケット収入が入らないため施設建設費を補填できない。開催を延期した場合は、各競技会場ですでに予定しているスケジュールとの調整をどうするか、雇用しているスタッフに給料をさらに払い続けるのかの問題も浮上する。

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「今年7月24日に開会できると楽観的に見る人は日本には少ない。来年は競技場のスケジュールがすでにいっぱいだから、再来年開催を一つの想定の範囲内において考えるべきだろう」

   近藤春菜キャスター(お笑い芸人)「コロナウイルス感染が日本で終息しても、他の国で終わっていなければいけません」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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