家康の信長復讐劇がこれから始まるのか
一方、こんな意見も。
「みんな勘違いしているよ。この時の信長は14歳か16歳だよ。染谷信長の演技で表現しているのは『凄み』ではなく『幼さ』なのですよ。精神はまだ少年。親に認めてもらいたい盛りなんですよ。竹千代を邪険にして放った大声は、人を威圧するものではなく、単に親に認めてもらえなかったことの悔しさなのです」
その竹千代が不憫でならないという声が多いが、今後、家康と信長の関係はどうなるのか。今後の展開にこんな予想が。
「父・広忠が信長に殺されたことで、家康にとっても信長が敵となる要素が入りこんできた。ますます話が混みあってきて目が離せない。家康は、いつ命を狙われてもおかしくない状況の中、生き抜いてきた。正体が忍者とわかった岡村さんが、今後守る役になるのだろう。となると、岡村さんは光秀との縁もあり、光秀の最期にかすかな期待がもてそうだ」
「父を暗殺した黒幕は信長!これ家康はいつ知るのかな?その後の両者の同盟や本能寺の変の時の家康の行動と関わってくるのか?」
「幼い家康は、わざと将棋に負けて年長の相手に気を使っている。勝って当たり前の相手に勝っても面白くないし、勝てばいじめられる。目上の者に気を使えない光秀より優れている。ここに、天下を取った人間と取れなかった人間の差が見えるね」
「信長様とうつ将棋は楽しい。光景が目に浮かぶ。孤独な中で束の間の楽しい時間だったでしょう。信長も笑顔でその子の父親を殺っちゃうんだから、やっぱり相当えげつないね。復讐されなきゃいいけどね」(テレビウォッチ編集部)