NHK連続テレビ小説「スカーレット」(写真・NHKホームページより)は15日(2020年3月)から「小さな希望を集めて」というタイトルの週が始まる。いよいよ川原武志(伊藤健太郎)の白血病との戦いがヤマ場を迎えるが、一方で石井真奈(松田るか)との恋の行方にも目が離せなくなってきた。
先週末14日の放送で、入院中の武志から「白血病なんだ」と告白された真奈が武志と筆談をするシーンがあった。真奈はメモ用紙にペンを走らせ、武志に見せる。メモを読んだ武志が穏やかな表情で頷くと、真奈は彼の左手を両手で握りしめる。カメラがメモ用紙を映し出すと、「手、つないでもいい?」と書かれていた。ネット上には「こんな純愛、切なすぎる!」「胸キュンだ!号泣!」といった反響が殺到した。
「真奈の筆談は、気持ちを話すと泣いてしまうからだよ」
ネット上ではこんな声が相次いでいる。
「武志くんと真奈ちゃんの初々しい筆談でのやり取りは、凄く感動的なラブシーンでしたよね。というか、とても癒されるラブシーンだったと思います。今の閉塞感の漂う世の中では、ちょっと憩える場面でしたね!!」
「真奈ちゃんが筆談をしていたのは、武志くんに自分の菌をうつさないように、気を使っていたからだよね。そんなことは、見ていてすぐに分かった」
「同室の患者さんにも気を遣っていたね。とても優しい子だ」
「そうかあ。武志の病気があまりにショックで急に声が出なくなっちゃったのかな?と思ってしまったのですが...」
「メモ帳も赤いスイトピー!乙女だなと思いました」
「今日の病室のシーンはキュンキュンしました。メモ帳も赤いスイトピー!乙女だなと思いました」
「筆談は、気持ちを話すと泣いてしまうからかな、っと思った。それぐらい武志が好きで、心配ってことなのかと...わたしは勝手に解釈しました」
「どこのクラスにもいますよ、何人かあんな女の子は。不器用だし、空気読めないし。南海の孤島に流れ着いて、あの子しかいなかったら好きになるけど、普通は気にもならない女の子。でも『スカーレット』じゃ貴重な清純アイドルなのです。もしも『あまちゃん』『ひよっこ』『なつぞら』に出ていたら、覚えていないです。私の人生で、私に対して『手をつなぎたい』って言った女の子は皆無。そんなこと言う前にさりげなく手をつないだり、すっと腕を組んできたりします。それが普通の女の子ですよ」
そして、最後にこんな声が。
「マスク越しで目と目で語り合う2人。相手に移さないようにと、初々しい筆談。新型コロナで閉塞感だらけの今、どれだけの視聴者が励まされたことだろうか! 武志も病気なのに、寛容で、穏やかで、男らしくて、とっても素敵だった」
「武志と真奈はスカーレットの最後の希望です!」(テレビウォッチ編集部)