喜美子(戸田恵梨香)の頼みで家族や友人たちが、息子の川原武志(伊藤健太郎)のために「骨髄移植」の可否を確認するドナー検査を受けた。ところが適合者は見つからない。
そんな折、喜美子が姉のように思っている新聞記者から市議会議員になった庵堂ちや子(水野美紀)が信楽にやって来た。ちや子は、喜美子から武志の現状を電話で聞いたあと、自身もドナー検査を受けたことを告げた。
ちや子「武志くんのために、協力できる人がいないか仲間に声をかけてみるわ」
喜美子「ありがとうございます」
市議になった庵堂ちや子が信楽にやって来た
一方、武志の病状は徐々に進行していった。そんななか武志の主治医である大崎茂義医師(稲垣吾郎)から提案があった。
大崎「白血病患者が集う『患者の会』があるんです。武志君や喜美子さんも参加してみませんか?」
喜美子「今は、一緒に闘える人が一人でもいることが力強いです。参加させてください」
訪ねた患者の会の代表は明るく振る舞っているが...。(NHK総合あさ8時放送)