喜美子は(戸田恵梨香)は、息子・川原武志(伊藤健太郎)に病気をどのように伝えようか迷う。武志はこれまで大きな病気をしたこともなく元気に育ってきた。突然、白血病でだといわれたらパニックになるかもしれない。
そんなことを思いながら、喜美子は意を決して武志のアパートに向かう。
武志の部屋で、喜美子は家庭医学書を見つける。白血病のページに付せんがあり、武志が自らの病気に気づいていることを知る。
喜美子は「一緒に闘おうや。お母ちゃんを信じろ」と励ます
喜美子は平静を装い、武志と話を続ける。
喜美子「武志の病気な、検査してわかってん」
武志「なんやったん?」
喜美子「武志、よう聞き。武志の病気は、慢性骨髄性白血病や」
武志「そうか...母さん、僕な、どれだけ生きられるん?その時間を陶芸に使おうと思うねん」
残りの人生を陶芸にかけようとしている武志に、喜美子は切ない気持ちになる。
喜美子「先生は、2年って言ってた。でもな、骨髄移植して治っている人もおる。一緒に闘おうや。お母ちゃんを信じろ」
母として病と闘う気持ちがこみあげ、覚悟を固める喜美子だった。
入院が1週間後に決まり、何も知らない八郎(松下洸平)が来て...。(NHK総合あさ8時放送)