新型コロナウイルスに感染している男性が保健所からの待機要請を無視して飲食店を訪れ、カラオケで唄を歌っていた。
愛知県蒲郡市の50代で、3日(2020年3月)、同居中の家族2人が感染検査で陽性と判定されたため濃厚接触者として自宅待機を求められ、ウイルスの有無を調べるPCR検査を受けた。その結果が出ないうちに、4日に「今から駅前でフィリピンパブとパチンコに行ってウイルスをばらまいてやる」と息子に言って外出し、市内の居酒屋で飲んでから午後6時すぎにフィリピンパブに「まだ営業時間前から勝手に入った」(店の女性)という。
パブ店主が警察に通報すると「冗談だろう」と言われた
「スッキリ」が入手した映像では、この男性はフィリピンパブのソファで「コークハイ」と声をあげている。10分後には接客女性を隣にすわらせ、肩や腰に腕を回して引き寄せ「咳ない」「関係ない」などと言いながらカラオケマイクに向かい2曲を歌った。
この間に連絡を受けた店経営者が警察と保健所に通報した。警察との電話では最初「冗談だろう」と言われたそうだ。保健所からは防護服の担当者が店内を消毒し、店員と客数人を観察対象にした。いまのところ発熱などはないという。男性の検査結果は陽性で、店は2週間休業。経営者は「言葉も出ない。憤りしか感じない」としている。
司会の加藤浩次「咳をしなくても、飛沫が飛ぶ」
榊原郁恵(タレント)「本当に迷惑な話です」
杉山愛(元テニスプレーヤー)「憤りすら感じます」
菊地幸夫弁護士によると、威力業務妨害罪(3年以下の懲役か50万円以下の罰金)と傷害罪の可能性があるという。
加藤「自分の家族にも迷惑をかけますよ」