能天気に好きなことをする若者が一番の感染源?「危ない場所は避けて」と政府は呼びかけたが...

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   新型コロナウイルス感染拡大について、政府の専門家会議がきのう2日(2020年3月)、10代~30代の若者が重症化しないで気づかないうちに動き回り、高齢者などリスクの高い人たちに感染を拡大させている可能性を指摘した。

   都市部で中国人旅行者から感染した若者が、自分では気づかずに移動、地域の高齢者が感染して重症化するというパターンだ。屋内の閉鎖的な環境から集団感染が発生する恐れもあり、「人が集まる、風通しのわるい場所を避けるだけで多くの人の命を救える」と若者たちに呼びかけた。

満員の通勤電車が意外に安全な理由は?

   寺嶋毅・東京歯科大教授は「北海道の経験から、濃厚接触者をくまなくフォローした結果、症状のない若者の道内を移動した結果と推定したのだろう。同じ現象は他府県でも起こりうる」という。

   キャスターの水卜麻美「これまで確認された国内感染のうち80%は他の人に感染させていません」

   残り20%がライブハウスやスポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食などを通じて感染を広げたと推定される。自分さえ軽症ならかまわないだろうというのでは、感染を助長するばかりだ。

   司会の加藤浩次「だいぶわかってきましたね。ライブハウスは長ければ3時間、スポーツジムは1時間、屋形船は2時間ぐらいの密室です。ビュッフェはいろんな人が交わりながら食事する。1時間以上も人と近くで交わることと感染しやすいと考えてよいのか。新幹線はどうなのか」

   寺嶋教授「新幹線内では人はあまり動かないので、そう心配ない。通勤電車で広がった例も今まではない。駅ごとに人が入れ替わって換気されるためか、リスクは少ない」

   髙橋真麻(フリーアナウンサー)「高齢者のサークルを封鎖したほうがいいと思いましたが、若者が(危険な場所に)出歩かないことで感染が防止できるという新情報は安心につながります」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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