「演劇は死ななくても、人々が死んでもよいのか」
しかし、批判派が圧倒的に多い。
「末端の演劇人として、芝居を続けたいという気持ちは非常にわかる。が、『感染者、重症者が自分の舞台から広がったらどうする?』という恐怖も十分にある。そのときこそが『演劇の死』だろう。『身勝手な芸術家たち』という意見が広がることを憂う」
「一演劇人の責任で大勢の人々が感染する事は許されない。演劇は死ななくても、人は死ぬのだ」
「観る側も余裕を持って劇場に行けない、余裕を持って楽しめないということも考えて欲しいですね。ファンはこんなことで『「演劇の死』などとは思いませんよ。野田さんらしいコメントとも言えるけどピントがずれている」
「売上減って困りますと素直に言えばいいものを、何が『演劇のシ』だよ。演出としては不合格です」
「ひと月やふた月閉じたくらいで死ぬような演劇なら、存在する価値はない。どうしても必要なものならいつでもどこでもいくらでも生えてくるはずだ。あなただって最初はそうだったはずでしょ?」(テレビウォッチ編集部)