「化粧シーンは女の戦い?ただ者ではない駒がちょっと怖い」
また、駒が忍者ではないかという人も多かった。
「駒は、光秀の母からさりげなく情報を得ようとしたり、帰蝶と光秀の話を立ち聞きしたり。そもそも帰蝶の結婚は、家臣だけの機密事項のはずで、看護師が知っているのは只者でない証拠。忍者らしい菊丸は、信長の動向まで知っている。2人の人物恐るべし」
「駒殿がくノ一だったら面白くなるんじゃないかと改めて思ってしまった。 いや、きっとそうだと思いながら私は観ています」
「駒さんが織田方の忍者だとする意見があるみたいですが、その説を取ると、先日の一夜を共にするシーンの意図がよく分からなくなりますが」
また、こんな見方も。
「化粧シーンは女の戦い?帰蝶の頬に頬紅を足す駒、その赤すぎる頬を旅芸人と評する十兵衛。駒は旅芸人だったが、帰蝶は滑稽な旅芸人の装いを知らないので何も思わない。故意じゃなくても駒が帰蝶を貶(おとし)めているように見えて、なんか女の関係が怖かった。きっと、無意識の、意味のない頬紅だろうけど、とても怖かった」