喜美子(戸田恵梨香)は息子の武志(伊藤健太郎)をはさんで、元夫の八郎(松下洸平)との新たな関係を築こうとしていた。三人で食事する、幸せで穏やかな毎日が続いていた。
ある日、幼馴染みで役場の観光課長の大野信作(林遣都)が、「きょうはお願いがあってきてん」と駆け込んできた。なんか切羽詰まっている様子だ。
武志は「亜鉛結晶」の作品作りに夢中
信作「信楽で、観光客向けに陶芸教室を急遽することになって、その先生を喜美子にお願いできたら思ってな。ほかの教室が急にできなくなってな。無理やったらええねんで」
信作は、忙しい喜美子に頼むのは申し訳ないと思っていたが、喜美子は「面白そうや。わかった。住田さんに言うとくわ」と二つ返事で引き受けた。住田は喜美子の支援者だ。
武志はそのころ、心惹かれた「亜鉛結晶」の作品作りに夢中だった。。
(NHK総合あさ8時)