元厚労相・舛添要一「新型ウイルスに安倍はすでに負けている」恐怖を煽るばかりの思いつき対応

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ブルームバーグかサンダースか――アメリカ大統領選でトランプにとって苦手なのはどっち?

   少し静かになったが、愛子天皇に対する支持率は、今も80%ぐらいあるのだろう。私は、彼女が天皇になることに何も問題はないと思う。だが、意外なことに、週刊新潮によると、それに反対しているのは、安倍首相だけではないという。

   現天皇陛下は皇太子のとき、小泉純一郎首相が女性・女系天皇の容認を含む皇室典範の改正をしようとしていた頃、「ちょっと待ってほしい」と漏らしたというのである。八木秀次・麗澤大教授は「出来得る限り男系で維持しなければというお気持ちが陛下にあるのは確かでしょう」といっている。私は、親心として、一人娘を天皇にさせたくない、苦労させたくないというところから出ているのではないかと推測する。

   ニューズウイーク日本版から。ようやく出馬を表明したマイケル・ブルームバーグだが、2月19日(2020年)に行われた大統領選民主党テレビ討論会では、他の候補からの集中砲火を浴びて、準備不足を露呈し、大失敗だったといわれているようだ。これで、サンダースが有力になってきたようだが、そうはいかないと、サム・ポトリッキオが書いている。

   未だにトランプは、ブルームバーグを強烈に意識しているという。彼の卓越した敵の力量を計る能力が、ブルームバーグがライバルと位置付けているそうである。

   共産主義者とまでいわれるサンダースだが、巨額の資産と3軒の家を保有している。3月3日のスーパーチューズデーで、サンダースが代議員の過半数を獲得することを阻止できれば、党大会で、ブルームバーグが候補者指名を獲得できる可能性はあると見ている。答えはすぐで出る。

   きのう27日(2020年2月)は、大井競馬場で初の無観客レースが行われた。土日は中央競馬でも無観客でレースが行われる。馬は、客がいようがいまいが、知ったことではないのかもしれない。だが、ダービーや有馬記念のとき、発走前に起こる歓声に馬が怯えて、騎手を振り落とすことがある。馬というのは敏感な動物である。客がいないのではと、レースを止めてしまう馬が出るかもしれない。そんなことも含めて、戦後初めての無観客レースを楽しみたいが、このところ馬券が当たらなくて......。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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