元厚労相・舛添要一「新型ウイルスに安倍はすでに負けている」恐怖を煽るばかりの思いつき対応

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天敵の東京新聞・望月衣塑子記者が喝破「安倍首相の強さはウソがばれてもへこたれないところ」

   フライデーから。テレビ東京の人気アナだった鷲見玲奈アナ(29)が、同じ社の増田和也アナとの不倫騒動で大騒ぎになったことがあった。社内調査はシロだったというが、いくつかの番組を降ろされ、不遇をかこっていたが、ついに、退社を決意したという。

   長嶋茂雄が胆石で入院したのはだいぶ前になる。退院してからも、それまで続けていた自宅周辺を歩くリハビリもせず、家に引きこもっているという。東京オリンピックでは、聖火リレーをしたいといっていたが、それも見果てぬ夢になりそうだというのである。ミスター、あなたは生きていてくれるだけで、われわれ中高年の星なんだから、そこにいてくれればいい。

   同じフライデーに、現職の警視庁組織犯罪対策第3課のM警部補(51)が、住吉会系暴力団幹部のX組長の紹介の女性と、ラブホへ入って1時間を過ごした姿を撮った写真を複数掲載している。この警部補、目線は入っているが、ごつい、いかにもデカという顔かたちである。こういう写真が出て、彼がそのままお咎めなしということはないだろう。どういうルートでこの話が流れたのか。そっちのほうに関心がある。

   FLASHに、安倍や菅官房長官の天敵、望月衣塑子・東京新聞記者が出て、「安倍首相を褒めて」といわれて、こう答えている。安倍の一番いいところは、「ウソがばれてもへこたれないところ」だという。「あれは"学習しない強さ"といえます。学習しないということは、ある意味、無敵です。言い換えると、"1+1=2 だ"と言われても、"いや、3だ"と言い続けられる強さ。

   国会の答弁でも、なにかにつけ、『安倍事務所が』と水戸黄門の印籠みたいに強弁する。そんな珍答弁を続けて、相手をあきらめさせてしまうんです」

   けさの朝日新聞(2月28日付)で、池上彰が黒川弘務検事長の定年延長について、森法相が黒川を延長させる理由を「重大かつ複雑、困難な事件の捜査・公判に対応するため」と答えたことに、「黒川氏がいなくなると、検察庁には仕事を引き継ぐことができる人材がいないという意味に取れます」、日本の検察にはそんなに人材がいないのか、検察官も怒ってしかるべきだと書いている。

   桜を見る会よりも、新型肺炎よりも、この問題のほうがより深刻で、重大だと、私は考える。

   中江滋樹(66)といっても、覚えているのは、私のような古い人間だけだろう。兜町の風雲児といわれたことがあった。その頃に、中江と会っている。取り巻きが胡散くさい連中で、その中で、坊やみたいな顔をした中江がいた。フライデーは、当時のアイドル歌手の倉田まり子とのツーショットを創刊号に載せた。

   詐欺で逮捕服役。再び復活したかと思えば、突然、姿を見せなくなった。2月20日、葛飾区にある築27年の木造アパートから火が出て、焼け跡から中江の変わり果てた姿が見つかったと、週刊文春が報じている。彼の死を哀れとは思わないが、一度ゆっくり往時の話を聞いてみたかった。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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