新型コロナウイルスの感染拡大で、北海道はきのう26日(2020年2月)、各市町村に小中学校を7日間休校にするよう要請した。旭川、函館、札幌などが休校を決めた。SNSには「子どもを休ませろ」「休校にしろ」といった投稿がつづいており、学校や自治体の決定を待たずに子を「自主休校」させる親もいる。
大阪府の小学1年生の息子を14日から自主的に休ませている母親は、「学校は休校ではないが、ぜんそくを持っているので耐えられるか不安で」という。
「自宅待機させたいけど働きに行けない」シングルマザー切実
保育園児を持つ山口県のシングルマザーは「自宅待機させたいけど、(保育園に)あずけないと仕事、生活ができない。あきらめて働くしかない」と語った。
司会の加藤浩次「学校に対しては、親の心配はいっぱいありますよね」
近藤春菜キャスター(お笑い芸人)「学校側が決断してほしいところはありますね」
自治体によって対応が違うことについて、コメンテーターの下川美奈(日本テレビ解説委員)は「それぞれの状況に応じてきちんと対応することが大事。地域性や感染環境によりますよね」
坂口孝則(経営コンサルタント)は「個々の学校や教育委員会に任せたらむずかしい」と反論し、政治のリーダーシップを求めた。感染症の専門家、寺嶋毅・東京歯科大教授は「地域によってタイミングはあると思いますが、思い切ったことが必要です」と話した。
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト