「普通のとちょっと違うんですよ」とキャスターの水卜麻美アナが黒板アートを紹介した。黒板アートは普通は1枚の絵だが、映像はまず山をバックにした地方駅の風景から始まり、電車が走ってきて止まり、乗客が降りる。「アニメーションじゃないですか。ひとコマ、ひとコマで撮っていたんだあ」と、司会の加藤浩次が驚きの声をあげた。
さらに、女子高生風の女性が駅舎から出てきて、そこに馬の絵が描かれた黒板が現れ、女性は黒板の中に入って馬に乗り、街を駆け回る。ある建物に入ると、男性と優雅にダンスし、服装も白いイブニングドレスに変身・・・。こうしたストーリーに、ラッパの軍楽隊が出てきたりして、見る人を飽きさせない。
約1000枚を1コマずつ描いて撮影
黒板の産地、香川県善通寺市の善通寺第一高校デザイン科の3年生30人が、去年(2019年)3月から11カ月をかけて制作した。
水卜「約1000枚の黒板アートを使った大作です。頑張っているなという感じがします」
加藤「設計図を作るだけでも大変。ノスタルジックな感じもして、すごくいいですよ」
近藤春菜キャスター(お笑い芸人)「どの世代が見ても感動します。すばらしい」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト