小学生の道徳教科書に槇原敬之の「世界で一つだけの花」SNSで賛否議論・・・あなたは?

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   小学4年生用の教科書「どうとく4」の記述が、SNS上で論議になっている。ヒット曲「世界で一つだけの花」の意味を考えるという内容だが、作詞・作曲の槇原敬之容疑者が覚醒剤などの所持で再び逮捕されたからだ。

   曲は2003年にSMAPのシングル曲として発売され、300万枚を超える大ヒットになって、18年から道徳の教科書に載った。「自分の良いところを発見しましょう」「一人一人違う種を持つとはどういうこと? 話し合ってみよう」などとある。

   しかし、槇原の逮捕後、ネットでは「覚醒剤の力でできた歌だ」「教科書からも消えるだろう」「槇原の歌、聞きたくないね」などと批判が起き、一方で「歌がいいから載ってるんだ」「ショックだけど、これからも使い続けたい」と論争になっている。

来年度はそのまま使用

   来年度の教科書はもうできてしまっていて、そのまま使われる見通しだ。これについて、スタジオのコメンテーターたちは、中島健太(画家)、森まどか(医療ジャーナリスト)、山岸久朗(弁護士)、酒井一圭(歌手)、キャスターの立川志らくは「あり」。司会の国山ハセン、若林有子アナは「なし」だった。

   若林は「罪が重かったらどうなのか。薬ならいいのかという疑問があります」と言い、国山は「作者と作品は別というのはわかりますが、道徳的にどうなのかあ」

   山岸「刑事事件の裁判中ですからね、犯人と断定すると話が違いますが」

    森「これをきっかけに、子供に薬物の怖さを教えたらいい」

    志らく「薬を使って捕まった人が、こんな美しい歌を作った。どう思うかと?」

   酒井「道徳だから、なぜこの人がこんなことを、という話はできますよ」

   志らく「『はだしのゲン』の描写が残酷だからと、図書館から撤収したというのがあった。あれは間違い。教えにくいからと蓋をしちゃいけない」

   番組が行なった100人アンケートでは、「あり」64人、「なし」36人と出た。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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