不届きなやつがいるものだ。神戸赤十字病院から先週13日（2020年2月）、6000枚のマスクが盗まれた。3階の機械室に、50枚入りの30箱ずつをつめたダンボール12個に保管していたが、このうち4個がなくなっていた。
ダンボールをかかえて持ち上げてみた阿部祐二リポーターは、「1つなら簡単ですが、これを4つは、重さは可能でも、（かさばって）1人ではむずかしいのでは」と伝えた。
転売ヤー女性「おカネを数えすぎてネールがはがれた」
盗まれたマスクは、おそらく転売されているのだろう。ネットでは50枚入りが2500円から、なかには1万円以上で転売されている。1枚200円だ。中国メディアは転売ヤー女性の話として、「京都でマスクを集めたことは言わないでね。もうかったカネを数えすぎてネールがはがれてしまいました」と伝えた。
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は怒る。「マスクは、インフルエンザにも、新型コロナウイルスにも、結核にも必要な人がいます。治療に支障をきたします。許せない」。以前は1日20枚以上を使っていたが、このごろは数枚に抑えているという。
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神戸赤十字病院は被害届を出し、警察が盗難事件として捜査を始めた。外部から何者かが侵入したのならセキュリティーに不安が出るし、内部犯行だったら･･･いや、そんなことは考えたくない。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト